「女の子からDM(ダイレクトメッセージ)が来た!!😍」と喜んでいるあなたには申し訳ありませんが、そのDMは本当に実在する女子からのメッセージでしょうか?
X(旧Twitter)には業者と呼ばれるアカウントが存在して、お金を稼ぐことだけを目的としている人たちがいます。こういったアカウントとやり取りをしてもオフパコをすることができません。
もしできたとしても事後にお金を請求されたり、脅迫されたりして危険な目に遭う可能性があるのです。このページでは業者がDMを送る理由について解説していきます。
業者がDMを送ってくる理由とは?
冒頭で述べたように業者と呼ばれるアカウントたちがDMを送ってくるのは、最終的にお金を稼ぎたいからです。DMを自分から送ることができないアカウント、またはDMを送ることができない設定の相手にはリストへの追加、フォロー、いいねをしてアプローチをかけています。
これらの行為も自分に興味を持ってもらい、業者が自分にDMを送ってもらうための戦略です。どれもXの通知設定をオンにしていれば、通知が入ります。それをキッカケに業者は自分をフォローさせて相互になり、DMを送るのです。
業者がお金を得るために使う手段は次の3つになると思います。
- アフィリエイト
- 有料サイト(※詐欺サイト)への登録
- 美人局
順番に解説していきますのでそれぞれの特徴を覚えて、騙されないように気をつけてください。
アフィリエイト業者の特徴
アフィリエイト業者の特徴はアフィリエイトリンクをツイートしたり、プロフィールに含まれていたりしないかが見極めのポイントになります。下の画像のように青色の文字が別サイトへのリンクになっています。
またアフィリエイトリンクと分かりにくくするためにURLを変換されています。bitlyというサイトでURLをアフィリエイトリンクだと分からないようにしているのです。
参考:bitly
↑※英語のサイトへアクセスしますが、問題のあるページではありません。ご安心ください。
bitlyは、長いURLを短縮できるサービスです。ツイートやbio(プロフィール部分)には文字数制限があります。URLが長いとそれだけツイートの多くを占めてしまうので、短縮することで文字数を節約しているのです。また見た目もよくなるメリットがあります。
そもそもアフィリエイトの仕組みがどうなっているかはご存知でしょうか?有名なところだとアマゾンアソシエイトプログラムです。これはツイートにあるAmazonの商品リンクをタップして購入すると、ツイート主に紹介料として報酬が入る仕組みになっています。
しかしツイートされているAmazonへのリンクが、アマゾンアソシエイトのリンクなのかどうかを見極めるのは困難です。もっともツイートで紹介された商品をあなたが必要としていて、それで購入するなら問題ないでしょう。
正規のAmazonサイトへ繋がるなら、クレジットカード情報を盗まれるなどの被害は出ません。Amazonにそっくりなサイトへ誘導してクレジットカード情報を盗むのは、有料サイトなどへ誘導するさらに悪質な業者に分類できるでしょう。
そこまで悪質ではないアカウントの場合、マッチングアプリや出会い系サイトへの登録を促してきます。
これは出会いを求めている裏あかの人たちと相性がいい商品だからです。またアプリやサイトに会員登録した際に、紹介者がもらえる報酬がアマゾンアソシエイトよりも多いのが特徴です。
ワクワクメール、PCMAX、イククル、ハッピーメールといった老舗出会い系サイトから、ペアーズといった最近話題のマッチングプリもアフィリエイトプログラムが用意されています。
ちなみにアフィリエイト行為は犯罪ではありません。ただし、Xで知り合った女性とオフパコしたいと思っているならアフィリエイト行為だけが目的のアカウントには注意が必要です。
相手がアフィリエイトだけをしたい人なのかどうかを見極めて仲良くなるかどうか決めないと時間を浪費するハメになります。
有料サイトなどへの誘導業者の特徴
有料サイトなどへの誘導業者の特徴はXのDMでやり取りを完了せず、LINEへアクセスさせようとしてきます。これはXのDMにスパム判定機能があり、有料サイトなどのURLを複数アカウントに送れないからです。
複数の相手に同じ内容のDMを送るとスパム認定されてしまうので、誘導業者はLINEへ誘導しています。LINEのやり取りで有料サイトや詐欺サイトにアクセスさせてお金を騙し取るのです。
基本的に女性のほうからLINEを教えてきたり、LINEでやり取りしたいと言い出してきたら業者じゃないかと疑いましょう。LINEは日常の連絡手段として利用している人が多いです。表示名を本名にしている人も少なくありません。
個人情報である本名をいきなり知らない人に教えることはありえないですよね。そのためLINEでのやり取りにこだわるようなら、業者じゃないかと疑った方が良いでしょう。
現在(2023年時点)ではDMのやり取り回数に制限がかけられているため、外部アプリで個人的なやり取りをするのは自然な流れになってきました。外部アプリでやり取りをする場合、カカオトークやインスタのサブアカウントが多いと感じています。メッセージや通話はカカオかインスタでという流れはあります。
やり取りしている相手がLINEにこだわるようなら、見切りをつけて別な子にアプローチをかけることをおすすめします。
美人局などを企むアカウントの特徴
美人局(つつもたせ)など実際に会って、お金を奪おうとする危険な人たちもはいます。騙されないようにするには、相手の悪意を会う前に見抜かないといけません。
こういったアカウントの特徴は、女性側から会おうと積極敵に誘ってくる傾向が見られます。基本的に裏あか界隈では女性が完全に売り手市場です。女性が圧倒的に需要が高く、自ら男性を誘う必要はありません。なぜなら女性と分かるアカウントならば、男性からDMがたくさん届くからです。
そのため女性から会いましょうと積極的に誘ってくる場合は警戒してください。ホテルに入った瞬間に金銭を要求してくる場合や、ホテルを出た後に複数人に囲まれて脅迫などいろいろなケースが想定されます。
美人局以外ではネットワークビジネス勧誘、宗教勧誘が考えられますね。カフェなどで1対1で話していると思ったら周りにいる人が協力者で無理矢理契約を・・・といった展開もあり得なくはありません。
DMやリプ、ツイートでのやり取りがほとんどないのに会おうと言ってくるアカウントには細心の注意を払って対応しましょう。
業者からDMが届かないようにする方法
これまでに紹介したさまざまな業者アカウントから不要なDMが届かないようにするには、設定を変えてしまえばOKです。すべてのアカウントからDMを受け取らない設定にしましょう。裏あか男子の場合、女性からDMが届くことなんてほとんどありません。
自分がフォローしている相手からならDMは届くので、すべてのアカウントからはDMを受け取らない設定にして全く問題がないのです。
この変更のやり方はヘルプセンターに記載してありますが、写真がないので少し分かりにくいかもしれません。
ヘルプセンターページ「ダイレクトメッセージ」のページ内にあるすべてのアカウントからダイレクトメッセージを受信するにはを参考にして解説していきます。
この見出しでは下記のように解説されています。
すべてのアカウントからメッセージを受信するには、twitter.comの [プライバシーとセキュリティ] の設定で [すべてのアカウントからのメッセージリクエストを許可する] のチェックボックスをオンにします。この設定は、Twitter for iOSまたはTwitter for Androidアプリから変更することもできます。このオプションをオンにすると、誰でもあなたにメッセージを送信したり、あなたをグループ会話に追加できるようになります。
まずツイートするボタンの上にある【もっとみる】をクリックします。
続いて「設定とサポート」をクリックします。
ここをクリックするとさらに選択項目が出てきて、その一覧にある「設定とプライバシー」を選んでください。
設定とプライバシーをクリックしたら「プライバシーと安全」を選択し、「ダイレクトメッセージ」を選択。
ここをクリックしたら一番上にある「すべてのアカウントからのメッセージリクエストを許可する」の横にあるチェックボックスのチェックを外してください。
また「不適切な内容のメッセージをフィルタリングする」にチェックが入っていなければ、こちらにもチェックを入れておきましょう。
このように設定しておけば、怪しいDMや迷惑な業者からのDMが届くことがほとんどなくなります。
【まとめ】業者の相手をしないことが重要
業者アカウントとやり取りをしてもオフパコをすることはできません。裏あか活動をしていく上で、業者かどうかを判断するスキルは必須です。これができないと業者を相手に無駄な時間と場合によってはお金を浪費することになります。
業者アカウントと言っても狙いはさまざまです。DMなどでやり取りをしていて怪しいなと思ったら、ブロックしましょう。
業者からDMが届かないように設定を変更することをおすすめします。もしあなたが有名になれたらすべてのDMを受け取る設定に変更すればいいと思います。有名になるまでは女性からDMが届くなんてことは滅多にないので、チャンスを逃すかもと心配する必要ありませんよ!